PROFILE

宇都宮市出身。アクション俳優やプロレスラーに憧れ、プロレス団体の試験を受けるも合格には至らず。父親の経営する建築会社を手伝うようになる。2015年、2代目社長に就任する。（株）ハウジング青木として道路工事や不動産の事業にも進出。2017年には不動産コンサルティング業を主事業とするTOGOコンサルティング（株）を設立した。

COMPANY DATA

建設業や不動産業を手がける（株）ハウジング青木と、不動産コンサル会社として新たに設立されたTOGOコンサルティング（株）。2社の経営を軌道に乗せた青木社長は今、ご当地ヒーローの企画を通じて地域活性化にも貢献中だ。その活躍に、タレントの水野裕子さんが迫った。

プロレスラー志望から経営者に

水野　青木社長は、お父様が経営されていた会社を引き継ぐ際に、さらに事業を拡大されるべく新たにTOGOコンサルティング（株）も立ち上げられたそうですね。やはり幼少期から経営者になることを考えていらっしゃったのですか？

青木　いえ。最初はそのつもりはまったくなく、プロレスラーを志していたんです。しかし、試験に合格することができず、手伝いをするという形で父の会社に入り、気付けば2代目として事業を引き継ぐ立場になっていました。（株）ハウジング青木では、宇都宮で長く建設業を手がけていましたが、私の代からは道路工事や不動産にも業容を広げ、不動産関連の事業が大きくなってきたことから、施工とコンサルを切り離し、TOGOコンサルティング（株）を設立した次第です。

水野　プロレスラー志望から経営者へ···華麗な転身をされたのですね。現在はどのようなお仕事をメインで手がけていらっしゃるのでしょうか？

青木　建設業も引き続き手がけていますが、収益の規模で言うと今は不動産業が中心となっており、宇都宮市内をはじめとする土地を購入し、企業様に借りていただく事業に注力しています。最近では、大手のコンビニやアパレル会社さんと20〜30年の長期契約を結ばせていただいたり、茨城県や宮城県の物件も取り扱わせていただいたりと、着実に取り引きの規模が大きくなってきており、事業の柱として育っていることを嬉しく思っているところです。