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注目企業インタビュー

起業を念頭に置きつつ、学業修了後は飲食店に就職。わずか1年で独立を実現し、さまざまな事業の立ち上げに挑戦する。2021年5月、新たに結婚相談所「ワイズベル」を設立。業界のイメージ向上を掲げ、結婚相談所型サービスの普及に全力をささげている。

ワイズベル
URL https://wizebell.jp/

阿部 吉沼代表は、これまでに多種多様な事業に挑戦されてきたそうですね。

吉沼 はい。学生時代から起業を志し、社会人として1年経験を積んだ後すぐに独立してペット仲介業を始めたんです。それを皮切りに、日本語教室を開くために渡英したり、非正規労働者の待遇を改善すべくIT系の人材派遣会社を立ち上げたり、10を超える事業を手がけてきました。その傍ら、俳優業でお芝居に携わっていたこともあるんですよ。

阿部 本当に多才でいらっしゃいますね。そんな代表が、新たに結婚相談所を立ち上げられた経緯が気になります。

吉沼 ある時、国内最大手の日本結婚相談所連盟の方とお会いする機会がありまして。私はそれまで、「結婚相談所は結婚に乗り遅れた人が最後の砦として利用するもの」と何となくネガティブな印象を抱いていたのですが、その方とお話する中で、より良い人生のために選択肢を広げるシステムだということがわかり、イメージが180度変わったんです。早く知っていたら、私が利用したかった(笑)。そこで、今度は私が結婚相談所の良さを多くの方に広める立場になろうと考え、チャレンジすることにしました。

阿部 最近は手軽に始められるマッチングアプリも増えていますが、確かに結婚相談所はそれよりも敷居が高く、一歩踏み出しにくいイメージが私もあります。

吉沼 そうですよね。ただ、マッチングアプリは手軽さの反面、不特定多数の人が利用しているリスクもあります。その点、結婚相談所は登録段階できちんと身元審査を行いますし、会員様同士の相性を見極めてマッチングするため、安心感が違うんです。また、当たり前ですが人間関係で本当に大事なのは出会った後ですよね。私たちは会員様に寄り添ってカウンセリング・アドバイスを行い、成婚までの道のりをサポートします。実際、登録された方のほとんどは6ヶ月以内に成婚退会されているんですよ。

阿部 なるほど。心からのサポートをしていただけると安心ですし、ポジティブなイメージを抱けそうです!

吉沼 会員様は、出会いがないという外的な要因より、ご自身の内面の問題で前へ進めないという悩みを抱えていらっしゃる場合が多く、一緒に笑ったり泣いたりできるような人間関係を築くことが大事だと思っています。そうして、その方の良さを引き出しつつ、自信を持っていただければ理想的ですね。

阿部 お話を通して、代表の「人を喜ばせたい」という情熱が伝わってきます。

吉沼 これまでのすべての事業で、私は「人をハッピーにすること」をライフワークとしてきました。その意味でも、今の仕事は自分の集大成になり得ると思います。私が構築したノウハウを「結婚相談所型サービス」として普及し、結婚相談所そのもののイメージ刷新を図りつつ、若い世代の方たちにも積極的に利用できるサービスだと認識していただけるよう、この先も努力を続けてまいります。

GUEST COMMENT

阿部 桃子

「どんな仕事も相手がいてこそ」と吉沼代表。顧客の想定以上のサービスを常に心がけていらっしゃるバイタリティに感服です。代表のような方にフォローしていただけると相談者の方もとても心強いと思いますし、私自身も今回の対談を通して、結婚相談所に対するイメージがポジティブなものになりました!

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