注目企業インタビュー
千葉県出身。解体業に5年ほど従事し、20歳の頃に左官業を営む親方と出会い、妻子と共に埼玉県久喜市に移り住む。そこで8年間の修業を積み、28歳で「川野組」として独立。確かな技術によってデザイン左官や外構工事を手がけ、2017年には創業5周年を迎えた。
川野組 | |
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住所 | 〒346-0106 埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲553-1 |
URL | http://www.kawanogumi88.com/ |
矢部 まず、川田代表が独立を果たされるまでの歩みをお聞かせください。
川田 もともと解体業の仕事をしていましたが、20歳の頃に親方に声を掛けられて埼玉県久喜市の地で左官の修業を始めました。その中で、個人のお客様の住宅工事を親方から任されて仕上げたところ、お客様にとても喜んで頂けて。そこで「お客様との距離が近い左官業を自分で手がけたい」と思い、8年間修業を積んで独立したという流れです。
矢部 なるほど。そして現在はどんな仕事を請け負っているのでしょう。
川田 和室の壁の塗り替えなどの左官工事や、様々な外構工事を、デザインの段階から施工まで手がけています。私は挑戦する姿勢を大切にしていて、不慣れな営業の仕事を積極的に手がけ、専門から少し外れるレンガ造りの住宅工事なども幅広く請け負うようにしています。そのおかげかご依頼も少しずつ増え、2017年には5周年を迎えられたんです。
矢部 左官の仕事を長く続けてこられたのは、代表にそれだけの魅力がある証拠だと思います。
川田 私たちの最大の武器は、実際に施工する職人が直接お客様と打ち合わせすること。お客様自身が気付いていないご要望を引き出しつつ、現場の構造を考慮した上で長く使えるようなデザインや設計をして施工します。そうすることで、お客様の期待以上の仕事ができるんです。
矢部 営業も設計も現場もこなすというのは、苦労も大きいものと思います。
川田 そうですね。しかし、その分やりがいも大きく、お客様に支えられて続けてこられています。これまでは「川野組」の名前を新しいお客様に広めることに注力してきましたが、これからの5年間はそれに加えて、今まで出会ったお客様と密な関係を築いて恩返ししていきたいです。その一環として商工会の青年部や消防団に所属し、地元のお祭りにも参加し、少しでも地域に貢献できればと考えています。
矢部 お客様とのつながりを大切にしていらっしゃるのですね。これからも地域に根ざして、10周年を目指して頑張ってください!
川田 ありがとうございます!現在共に仕事をしているスタッフを私がいなくても活躍できるよう育成しつつ、その仕事ぶりを見習うスタッフも増やしていきたいですね。最初は仕事が分からないのは当然ですのでしっかり指導しますし、元気のある若手に来てほしいと思います。
GUEST COMMENT
矢部 みほ
「川野組」さんはお客さんとの距離が近いからこそ、何かあったときには頼れますし、知り合いにも紹介したくなるのだと思います。そうした横のつながりを大切にし、一緒に働く仲間を増やしながら、地域を支える職人集団として活躍されていってくださいね!