注目企業インタビュー
相原 目加田社長の強い思いはお客さんにも伝わるはずですし、その思いに共感する従業員の方も集まるはずです。
目加田 ありがとうございます。現在は私を含め3人で取り組んでいますが、従業員は会社という「同じ船」に乗る仲間ですから、今後雇用する際には仕事の能力より同じ志を持っていることを重視したいです。社外でも社内でも「一緒に仕事をして良かった」とお互いに思える関係を築ける仕事をするのが理想ですね。
相原 関わる人みんなが気持ち良く働けそうですね。今後の目標というのは?
目加田 大田区のメーカーのテック大洋(株)様が開発した、錆びに非常に強い塗料・エコストコートとパーミエイトを組み合わせて、仕事の幅をさらに広げられないか模索中です。理由は、今後日本で主流になると思われる既存の鋼構造物設備の補修では、ほとんどの場合錆びを完全に落とすことはできませんが、この組み合わせを生かせれば、錆びが多少残っても補修でき、可能性が大きく広がるためです。さらに、パーミエイトが豊洲の問題を解決できる唯一の封孔塗料であることと、そしてパーミエイトのコンクリート保護機能の魅力を着実に広く伝えていき、他の公共事業にも積極的に使って頂けるようにしたいと思います。
▲ 「パーミエイト」のカタログ(溶射封孔用途[写真左]、コンクリート用途・タイル 石材用途[写真中央]、塗装用途[写真右])
【エコストコートの画期的な点】
① 導電性ポリマー導電性樹脂の電気化学作用による錆び止め効果
① 導電性ポリマー導電性樹脂の電気化学作用による錆び止め効果
② 亜鉛の消耗速度が通常の亜鉛防錆塗料では見られないほど、遥かに少ないが犠牲防食は有効
③ 金属表面に不動態系の保護性酸化皮膜を形成、効果は永続的。塗膜に傷が付いても自己修復効果があるため長寿命
④ 金属表面の錆びを安定した酸化皮膜に改質、ケレン作業を軽減できる
⑤ 自由なトップコートとの組み合わせ
⑥ 亜鉛の流出がほとんどないため、環境にも優しい
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GUEST COMMENT
相原 勇
「継続は力なり」と勉強を続けて道を究めている目加田社長。「同じ船に乗った仲間」を大切にする気持ちと、諦めない姿勢を持ち続ければ、塗料業界でビッグプロジェクトを成功されるはず。魅力ある無機系塗料がより広く使われるよう、これからも活動を続けてください!