学業修了後、電子部品メーカーの営業マンとして勤めた後、呉服屋、外資系通販会社などから引き合いがあり、豊富な実績を残す。個人事業主やダイレクトマーケティング支援会社での経験を経て、法人化を果たした。また、テレマーケティング業界での国際規格COPC2000コーディネーター資格を2004年に取得し、HDI国際認定オーディタの資格も2014年7月に史上最多の推薦数で取得。HDI国際認定オーディタは全世界で100名弱しかおらず、この2つの資格を取得しているのは日本の通販業界では1人だけである。

駒田　御社のWebサイトを拝見させて頂いたところ、小池社長は呉服屋やコールセンター、ビジネスホテルなど、様々なところで業務経験を積まれてきたようですね。それも、全て素晴らしい実績を残されてきたようで──。

小池　ありがたいことに周囲からの評価を得て、ここまでやってこられました。プロサッカー選手という夢が叶わないものになってから、プロの営業マンになろうと決めたことが今に繋がっているんだと思います。

駒田　現在は、主にマーケティングに関するコンサルティング業を手がけられているそうですが、独立を考えられたきっかけというのは？

小池　「本当に良い商品を消費者に届けたい」という想いですね。良い商品を持っているのに、消費者に届ける術を持っていないという企業様は意外と多いんです。そういった方々のサポートをすることで、消費者に貢献できたらと思っています。

駒田　なるほど。実際に使う人のことまでを考えられた事業を展開されているのですね。

小池　エンドユーザーの利益を最優先に考え、クライアントのROI（投資対効果）を最大限に高めるサービスを提供する、というのは弊社の企業理念でもあるんです。誠実な姿勢で提案やサービス提供をしていれば、収益はあとからついてくるものだと思います。

駒田　同業他社も多数あるかと思いますが、そのなかで御社ならではのカラーというのは？

小池　コールセンターで実績を上げ、通信販売業での経験を持ち、なおかつB to Bでのビジネス経験がある人間というのは、なかなかいないと思います。私がこれまでに経験してきたことを活かし、企業として成長させていければいいですね。

駒田　確かに、豊富な経験を踏まえたうえでの提案ができるというのは大きな強みですね。今後の事業展開についてはいかがでしょうか。

小池　私が以前から考えているのは、高齢者が安心して楽しく暮らせ、子どもたちが夢を見られる社会にすること。また、将来的には原子力発電に頼らない世の中を築いていきたいとも考えていますから、ソーラー発電等の代替エネルギーを拡販していくことも事業の一環として視野に入れています。社名の由来にもなっている「Impossible Mission Force」の通り、不可能を可能にしていきたいですね。

GUEST COMMENT

駒田 徳広

これまで様々な経験をされて来られたという小池社長。どのような場所でもしっかりと実績を残されているのは、「お客様のために」という強い気持ちが一貫してあるからでしょう。今後もその信念を貫き、邁進されてくださいね。