コラム
休憩にも作業にも最適
猫たちに癒やされる空間
JR池袋駅の東口を抜け、サンシャインシティ方面へ向かった先にある「猫の居る休憩所299」。エレベーターの先でスリッパに履き替え店内に入ると、20匹ほどの猫たちがのんびり過ごす空間が広がる。猫を撫でたり、一緒におもちゃで遊んだりできる“猫カフェ”だ。
通常の猫カフェの4倍にもなるという広々とした店内には、多数のソファやベッド、大きなテーブルなどが配置されている。まずは自分の好きな場所に腰を下ろしてみよう。店内には2000冊以上の漫画、ボードゲーム、ノートパソコン、マッサージチェアなどが用意され、電源やWiーFiも完備。猫と触れ合うのはもちろんのこと、休憩したり、遊んだり、作業したりと、自由に過ごせるのが同店の特長だ。そんな気ままに使える空間だからこそ、訪れる客の男女比は同じ程度。夜10時までと、比較的遅い時間まで営業していることもあり、平日の夜には1人で来店するビジネスマンも多いのだとか。アフター5パック料金もあるため、仕事帰りに足を運べば疲れが癒えるはず。
ちなみに、猫たちは開店直後や夕方以降は活発で、おもちゃに食いつきやすい。昼から夕方にかけては寝ていることが多く、そっと撫でるチャンス。猫の種類や性格もさまざまなので、いろいろな猫と接してみるのも良いかもしれない。また、一度にたくさんの猫に囲まれてみたいなら、「猫おやつ」をオプションで付けるのもおすすめである。
猫のにおいはほとんどなく、落ち着いた音楽が流れる清潔な店内。居心地の良さから、時間を忘れて滞在することもあるだろう。料金は時間制だが上限料金が設定されており、オプション料金を除き平日は2000円、土日祝日は3500円以上掛かることはないから安心だ。
猫と同じように人々も自由に寛げるこの空間は、猫カフェというよりも、まさに“猫の居る休憩所”。猫たちとゆったりとした時間を共有しながら、体も心もリラックスさせよう。
【Focus!】
「猫の居る休憩所299」は、ソファ、ベッド、カウンター、テーブルなど、座席の種類が豊富。そして一番奥には、円卓が4つ置かれた畳敷きのスペースもある。夏は涼しく冬はコタツが導入されて暖かなこの畳席には、猫たちも頻繁に訪れる人気の場所。また、パソコンやボードゲームなども利用できるため、まるで日本家屋で猫を飼っているような感覚に浸りつつ、思い思いの時間を過ごすことができる。何人かで訪れた際には、この畳席の円卓を囲んで猫を眺めながら、会話に興じてみては?
◆猫の居る休憩所299 【所在地】 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-23-9 近代BLD.10 号館 5F 【TEL】 03-6914-0071 【営業時間】 11:00 ~ 22:00 定休日:なし 【URL】 http://www.nya-n.jp/299/ |