コラム
「脱サラして起業したい」「資金はないが自分でビジネスを始めてみたい」・・・先行き不透明な時代だからこそ、自分自身で行動を起こし、お金や自由を得ようとする人は多いのではないだろうか。では、実際に何から始めれば良いのか、どんなビジネスがローリスクなのか。“Amazon輸入ビジネス”で成功を収めるR・グローバルジャパン(株)の代表取締役・竹内亮介氏からそのノウハウを学ぼう。
第1回では、Amazon輸入ビジネスとは何か?という点について説明をしました。今回はAmazon輸入ビジネスの魅力について取り上げます。全ての作業をパソコン1台でできるこのビジネス。パソコンの有効活用による場所、人、時間に縛られないというテーマで話を進めていきましょう。
Amazon 輸入ビジネスの魅力
・どこにいても実践できる
輸入ビジネスとはいえ、現地まで仕入れに行く必要も、実店舗を構える必要もないのが特長です。仕入れから販売まで全ての作業をインターネットで行うので、パソコンさえあれば、自宅やカフェはもちろん海外にいても実践できます。自宅で行う場合は、一歩も外に出る必要はなく、通勤時間もかかりません。
・たった1人でできる
後に詳しく説明しますが、Amazonの提供するサービスを活用すれば、集客から販売、発送までを、全てAmazonが対応してくれます。また、納品代行会社を使えば、実際に商品を一度も見ることなく、Amazon倉庫への納品が可能です。そのため、自分で行うのは「商品リサーチ」と「仕入れ」のみになります。たった1人でできるので、人間関係のトラブルやストレスも一切生じません。自分の力で稼ぎ、組織に縛られず、自由に生きることができるのです。
・24時間いつでもできる
日付・曜日は関係なく、作業したいと思ったときに好きなだけ実践することができます。スケジュールは全て自由に決められるので、サラリーマンの副業にも最適です。「体調が悪いから今日は休みにしよう」「明日は飲み会に参加しよう」「月末は1週間旅行に行こう」─このように、自分のライフスタイルに合わせて仕事をすることができるのです。実際、私はこのビジネスを始めてから、30ヶ国以上を旅行で訪れました。
効率の良い物流をAmazon に外注できる
Amazonでビジネスをするならおすすめしたいのが「FBA(フルフィルメントby Amazon)」です。FBAとは、Amazonが提供している販売支援サービス。出品者は商品をFBA倉庫に納品すれば、商品の保管、注文処理、梱包、出荷、配送に関する問い合わせ、返品対応までAmazonが全て代行してくれます。日本では、全国にFBAの物流拠点があります。
通常のインターネット物販は、注文数が増えるに伴い、出品者の作業も増えるのが悩みになります。一方でFBAを使えば、注文数が増えても手間が増えることはありません。私はこの仕組みを「Amazonがインターネット上で自分が販売したい商品を揃えた自動販売機になっている」とイメージし、「Amazon自販機」と呼んでいます。FBAを利用することで、Amazon小売り部門の商品と同じサービスレベルで、物流インフラを利用できるのです。これを最大限に活用すれば、短時間で効率良く、大きな利益を得ることが可能になります。
英語力は必要ない
もちろん、英語はできるに越したことはありませんが、Amazon輸入で稼ぐための必須スキルではないのです。Amazon輸入で稼ぐためには、英語力以外に大事なポイントがたくさんあります。実のところ、私自身も中学英語レベルしかできませんし、私の輸入ビジネスの仲間に、英語が得意という人はほとんどいません。それでも、海外Amazonで商品を購入したり、海外メーカーや海外セラーと交渉して取引をすることはできるのです。また、英語ができないために大きなトラブルになったこともありません。仕入れ先である海外Amazonのページレイアウトは、ボタンの配置箇所などを含め日本Amazonと同じなので、仕入れで迷うことはほとんどないでしょう。
また、どうしても分からない場合は、「Google翻訳」「Yahoo!翻訳」「excite.翻訳」など、無料翻訳サイトの利用をおすすめします。これらを使えば十分相手に伝わる文章がつくれて、ネット上の文章やメールの会話内容も大まかに理解することができるでしょう。メールの場合は電話や対面と違い、即座に対応が求められるわけではありませんから、少しずつ慣れていけばスムーズにやりとりができるようになるはず。英語におびえず、勇気を出してAmazon輸入の世界に飛び込んできてください。あなたの視野が広がるに違いありません。
始める前に用意するもの
・インターネットにつなげられるパソコン
Amazon輸入はインターネット上で行うビジネスなので、インターネットにつながったパソコンは欠かせません。携帯やスマートフォンは画面が小さいため、操作性を考えるとビジネスに用いるのはかなり難しいです。パソコンは機種やスペックにこだわる必要はなく、メールの送受信ができて、Webサイトが閲覧できれば、どのようなものでも大丈夫です。
・メールアドレス
Amazonや各サイトに登録するために、メールアドレスが必須になります。また、サイトから通知を受け取る場合や、海外との取り引きを行うための連絡手段としても、メールを使いますから、用意しておきましょう。
・クレジットカード(デビットカードでも可能)
仕入れの際の支払いには、主にクレジットカードを使います。また、日本Amazonを利用してビジネスをする際に掛かる費用も、登録したクレジットカードから引かれることになります。キャッシュフローを良くするために、「月末締め」、「15日締め」など、サイクルが違うカードを複数枚つくっておくことがおすすめです。基本的に、利益額を上げるためには仕入れ額を上げる必要がありますから、なるべく限度額が大きいカードを作成し、限度額は常に増額していくように手配していくとスムーズな取り引きに結び付きます。諸事情でクレジットカードがつくれない方は、デビットカードでも可能です。デビットカードは、クレジットカード会社の審査なしでつくれるカードで、口座と連動しており、決済をすると即時に代金が口座から引き落とされる仕組みになっています。
・銀行口座
Amazonから売上金を受け取るために、銀行口座が必要です。みずほ銀行や三菱UFJ銀行などのメガバンクから、楽天銀行やジャパンネット銀行といったインターネットバンクまでさまざまなものがありますが、もちろんどの銀行でも結構です。
さて、今回はAmazon輸入ビジネスの魅力と、始めるために役に立つ基礎知識について、初歩から詳しく説明させて頂きました。次回は、Amazon輸入ビジネスで成功を収めるためのコツやノウハウについて、資金ゼロから這い上がり、年収1億円を稼ぐまでになった私の実体験を基に紹介していきます。次号をお楽しみに!
竹内 亮介(たけうち・りょうすけ) 1983年、千葉県に生まれる。立命館大学産業社会学部卒業。R・グローバルジャパン(株)代表取締役。2012年、資金ゼロ、人脈ナシ、全くの未経験からAmazon輸入ビジネスをスタートし、1年後に月収100万円、2年後に月収200万円を稼げるようになる。2014年、事業拡大のため貿易業を手掛ける同社を設立。Amazon輸入の第一人者として、個人コンサルティングやコミュニティ(IBC)でノウハウを教え、月収100~1500万円以上稼げるクライアントを多数輩出。クライアント全員が稼げるようになると定評がある。さらに、読者数8.6万人(購読者数・輸入ビジネス日本一)のメールマガジンを配信し、その独自ノウハウで業界から注目を浴びている。現在は、パソコン1台で世界中どこに行っても仕事ができる生活スタイルを確立。年収1億円、預貯金1億円以上、30ヶ国以上の旅行、ベストセラー出版など、多くの夢をかなえている。 ■著書 『いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意』(秀和システム、2015年1月) *1.7万部突破・増版8刷のベストセラー 『Amazon輸入大百科』*期間限定で無料公開中 http://takeuchi01.com/lp/ ■URL BLOG http://takeuchi01.com/ Facebook https://www.facebook.com/takeuchi01 LINE@「@takeuchi02」でID検索(@をお忘れなく!) |
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