コラム
「脱サラして起業したい」「自分でビジネスを始めてみたい」・・・先行き不透明な時代だからこそ、自分自身で行動を起こし、お金や自由を得ようとする人は多いのではないだろうか。本コラム第5回では、Amazon輸入ビジネスを効率よく進める方法についてお伝えした。今回は、仕入れに関するコツについて、その道で成功を収めるR・グローバルジャパン(株)の代表取締役・竹内亮介氏から学ぼう。
第5回では、Amazon輸入ビジネスを効率よく進める方法についてご説明しました。第6回となる今回は、Amazon輸入ビジネスの仕入れに関するコツをお伝えいたします。仕入れという作業にまずは慣れること、そしてタイミングの見際め方を学び、仕入先の開拓を行っていくことで、より良い結果につながるはずです。
仕入れの恐怖を取り除く方法
まずは、仕入れの恐怖を取り除く方法についてお話しします。なぜこのような話をするのかというと、私のクライアントで、恐怖心からなかなか仕入れられない方がいるからです。特に資金が無い方や初心者の方は、仕入れに対して怖さを感じられることと思います。
このような方には、まずは小額の商品を1個ずつ仕入れてみることをお勧めします。「Amazonで物が売れる」「リサーチを間違えなければすぐに売れる」「利益が出せる」という小さな成功体験を積み重ねていくことが大事です。
その上で、仕入れ単価を1000円→3000円→5000円→1万円→2万円→5万円・・・と徐々に上げていき、さらに仕入れの個数も1個→3個→5個→10個→20個→50個→100個・・・と増やしていけば良いのです。こうして、「仕入れ→販売→利益を出す」という経験を何度も重ねることで、仕入れへのメンタルブロックは自然と無くなっていきます。
私はこの方法で、今では1商品につき1000個以上仕入れられるようになりました。1日で海外送金を700万円以上する日もあります。いきなりこのようになるのは難しいかもしれませんが、時間を掛けてもいいので、徐々に仕入れへの恐怖を取り除いていきましょう。仕入れの恐怖さえ取り除ければ、Amazon輸入で効率良く稼ぐことができます。少しずつ実践していくことで、1年後、2年後は、今からは想像も付かないくらいとんでもないところへいっているかもしれません。
安く仕入れるタイミングを逃さないようにしよう
販売先である日本のAmazonで価格が変動するように、仕入れ先であるアメリカのAmazonでも当然、価格は変動しています。このアメリカのAmazonの価格が下がったタイミングを逃さないために活用できるサイトがあります。それは「camelcamelcamel」(http://camelcamelcamel.com/)という無料で使えるサイトです。このサイトには2つの大きな機能があります。
1. アメリカのAmazonの商品に関する過去の価格推移がチェックできる。
2. アメリカのAmazonの商品価格が、自分が指定した価格よりも安くなったときにメールを受信できる。
2の機能の場合は、「この商品はこの価格以下になったら仕入れる」といった利益が取れる価格をあらかじめ自分で算出し、それをサイトで設定さえしておけば、その商品を毎日定期的にチェックしなくて済むようになります。安く仕入れられるタイミングで、お知らせのメールが届くようになるということです。設定により、儲かる商品を自動で探してきてくれるツールといっても過言ではありませんね。
アメリカのAmazonの価格が具体的にどのように変動するかなんて、予知能力でもない限り、どんなに稼いでいる人でも分かりません(価格推移からある程度推測することは可能ですが)。アメリカのAmazonの価格は、急にガクッと値下がりすることが結構あります。資金のない人は、それを狙わない手はないです。
さらに、「camelcamelcamel」はアメリカ、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、イギリスの9ヶ国のAmazonに対応しています。つまり、9ヶ国のAmazonの商品を、安くなったタイミングで仕入れられるということです。このサイトをうまく活用して、できるだけ安いタイミングで、世界中のAmazonから仕入れを行いましょう。
世界最大のオークションサイト「eBay」から仕入れる
「eBay」とは、アメリカを拠点とする世界最大のインターネットオークションサイトです。世界で約40ヶ国に展開されていて、1億点以上の商品が販売されています。日本の「ヤフオク!」の世界版といったイメージです。
海外のAmazonでの仕入れに慣れてきたら、仕入れ先として「eBay」もぜひ使ってみてください。「eBay」からも安く仕入れることができれば、海外のAmazonのみで仕入れているセラーと差別化を図ることができます。
Amazon輸入は真面目なビジネス
私は今でこそ1日のうち1時間にも満たない作業時間で、年収1億円以上を安定して稼げるようになりました。しかし、最初の頃は、とにかく真面目にコツコツと商品リサーチをしていたのです。2012年にAmazon輸入ビジネスをスタートしましたが、月収10万円を達成するのに、実は半年近く掛かりました。その半年間は、基本の商品リサーチをひたすら実践していました。
最初の半年間で苦労して、基礎となる土台をつくってきたからこそ、今があると考えています。Amazon輸入ビジネスは、あくまで価値のある「モノ」を安く仕入れて、高く販売するだけ。とてもシンプルで、理にかなったビジネスモデルなのです。しかし、発想自体は簡単ではありますが、最初のうちは商品リサーチをし続けて、儲かる商品をいくつも見つけていかなくてはなりません。シンプルな分、少し実践したくらいでは最初から大きな額を継続的に稼ぐことはできないですから、地道に行動し続ける必要があります。
どのようなビジネスも立ち上げの時期が一番大変ですが、それはAmazon輸入も同様です。やはり、ゼロから月収10万円を稼ぐまでの時期が一番大変です。しかし、月収10万円までは、「リサーチ」と「仕入れ基準」さえ間違わなければ、行動し続けるだけで結果を出すことができます。学歴・スキル・才能・・・そういったものは一切関係なく、最初は、いかに真面目に行動し続けたかが「稼げる」「稼げない」の分かれ目になるのです。
とにかくコツコツと行動し続けて、経験を積み上げていけば、どんな方でもある程度までは稼げるようになると思っています。実際、私のクライアントでも、真面目に行動し続けている人が稼げるようになっていますから。いろいろとうまくいかないこともあるかもしれませんが、根気強く継続して頑張っていく人こそ、Amazon輸入で成功できると言えるでしょう。
竹内 亮介(たけうち・りょうすけ) 1983年、千葉県に生まれる。立命館大学産業社会学部卒業。R・グローバルジャパン(株)代表取締役。2012年、資金ゼロ、人脈ナシ、全くの未経験からAmazon輸入ビジネスをスタートし、1年後に月収100万円、2年後に月収200万円を稼げるようになる。2014年、事業拡大のため貿易業を手掛ける同社を設立。Amazon輸入の第一人者として、個人コンサルティングやコミュニティ(IBC)でノウハウを教え、月収100~1500万円以上稼げるクライアントを多数輩出。クライアント全員が稼げるようになると定評がある。さらに、読者数8.6万人(購読者数・輸入ビジネス日本一)のメールマガジンを配信し、その独自ノウハウで業界から注目を浴びている。現在は、パソコン1台で世界中どこに行っても仕事ができる生活スタイルを確立。年収1億円、預貯金1億円以上、30ヶ国以上の旅行、ベストセラー出版など、多くの夢をかなえている。 ■著書 『いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意』(秀和システム、2015年1月) *2万部突破・増版10刷のベストセラー 『Amazon輸入大百科』*期間限定で無料公開中 http://takeuchi01.com/lp/ ■URL BLOG http://takeuchi01.com/ Facebook https://www.facebook.com/takeuchi01 LINE@「@takeuchi02」でID検索(@をお忘れなく!) |
<< サラリーマンのための起業講座 Vol.5| サラリーマンのための起業講座 Vol.7 >>